単月の上限が問題ではないのに

月の残業規制が100時間だどうこうやってるけれども、36協定の1ヶ月45時間が容易に破られることのほうが問題なわけで、そこに手をつけないんじゃどうにもならないし、その部分の話が全く出ない。

前職の管理においてはベースは常に45時間だったわけで、そこを何度も超えるような状態こそが長時間労働の問題で単月の制限時間がどうこうは大した話じゃない。

繁忙時に限り45時間を超えることができまたその繁忙の定義が甘いことこそが問題で、これは年休の時季変更権が大きく制限されるように、経営努力でカバーする問題として繁忙の定義を厳密にするほ方向にすべきこと。

本来の制限はこれまでも月45時間が基本で変わらない。100時間を問題にするということは既にある規定が形骸化していることを認めていることなのだ。